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大阪大学の研究チームは傷ついた神経に直接巻いて、神経の再生を促進する治療用シートを開発し、11月から治験を開始すると発表しました。 大阪大学などの研究チームが開発したのは、神経の再生を促す効果がある薬剤を含んだ治療用シートです。傷ついた神経に手術で直接巻き付けて使用するこのシートは、これまでラットを使った実験で神経の再生が促進されたことが確認されていて、大阪大学では11月から指先がしびれる「手根管症候群」の患者などを対象にした治験を開始するということです。 「このシートを適用することで(回復までに)1年2年待ってもらっていたものが半年でしびれが無くなりますよとか、改善しますよということになるのではないか」(大阪大学大学院医学系研究科 田中啓之特任教授) 効果が確認されれば末梢神経が切れたり圧迫されたりすることによる手足の麻痺やしびれなど、様々な症状への応用も期待されるということです。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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