福井・東尋坊遺体 飛び降り強要の殺人容疑で7人再逮捕(産経新聞)

 滋賀県東近江市の職業不詳、嶋田友輝(ゆうき)さん(20)が10月、福井県・東尋坊近くの海で遺体で見つかった事件で、滋賀県警は24日、殺人の疑いで滋賀県長浜市神照町のとび職、上田徳人容疑者(39)と17~19歳の少年6人を再逮捕したと発表した。県警は認否を明らかにしていない。

 再逮捕容疑は、7人が嶋田さんへの傷害事件が発覚するのを免れるため、自殺に見せかけて殺害しようと共謀し、10月18日午後6時ごろ、福井県坂井市の東尋坊で嶋田さんに「はよ落ちろや」などと言って崖から飛び降りさせ、殺害したとしている。

 県警によると、嶋田さんの死因は脳挫滅で、高さ約20メートルの崖から落ちて岩に頭を強く打ったことによるとみられる。

 嶋田さんと7人は遊び仲間で、仲間内で複数のトラブルがあった。少年らは東尋坊に着くまでの乗用車内で「おまえ、あと1時間の命やからな」などと嶋田さんを脅しており、県警は嶋田さんが一連の暴行で極度に少年らを恐れ、従わざるを得ない状況にあったと判断した。7人は「取り返しのつかないことをした」などと話しているという。

 7人は嶋田さんを10月18日に乗用車のトランクに閉じ込めて滋賀県彦根市から坂井市まで走行したとして監禁容疑で翌19日に逮捕されていた。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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