福井県は29日、同県越前市の養豚場で飼育していた豚8頭の豚コレラ感染が確認されたと発表した。昨年9月に岐阜市の養豚場で国内で26年ぶりの発生が確認されて以降、福井県内で豚の豚コレラの感染が確認されたのは初めて。
県によると、28日朝、越前市の養豚場から死んだ豚がいると通報があった。死んだ1頭を含む計15頭を県が検査すると、8頭が陽性だった。農林水産省の検査で29日、陽性が確定した。
県はこの養豚場の豚309頭の殺処分を始め、半径3キロ圏内にある別の養豚場に移動制限をかけた。出入り車両の消毒地点を設けるなどの防疫措置をとる。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル