福岡・太宰府女性暴行死事件 懲役22年の受刑者が今年8月に死亡

前田伸也

 2019年に福岡県太宰府市で起きた女性暴行死事件で、傷害致死などの罪で服役中の山本美幸受刑者(43)が今年8月に死亡したことが関係者への取材でわかった。体調が悪化していたという。

 山本受刑者は、同居していた男と共謀し、太宰府市内の自宅アパートで女性(当時36)に暴行を繰り返し、外傷性ショックで死亡させたとして、21年12月に福岡高裁で懲役22年の刑が確定。佐賀県の麓刑務所で服役していた。

 この事件を巡っては、女性の家族が佐賀県警鳥栖署に相談したが県警は事件化せず、家族が被害届提出を希望していたのに、内部文書で提出の意思は「なし」と事実と異なる記載をしていたことが問題となった。(前田伸也)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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