福岡市は12日、2017年秋に死亡して以来、花形のゾウがいなくなっていた福岡市動物園(同市中央区)に、アジアゾウ4頭を受け入れると発表した。導入は22年春の予定で雄1頭と雌3頭の計4頭。同園では5年ぶりとなる。
ゾウはワシントン条約で商取引が禁止されており、今回の導入は、種の保存や繁殖を目的としたミャンマーとの共同研究という枠組み。市は同国に動物用医療機器を送るなどの技術支援を行うとしている。両者は18日に覚書を結ぶ。
市動物園にはこれまで最大2頭のゾウがいたが、今回は頭数が増えるため、飼育施設の拡張工事を来年以降に行う。高島宗一郎市長は「ゾウのダイナミックな姿を見られるようリニューアルを考えている」と話した。(坂本公司)
西日本新聞社
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