福岡市議会が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため開会中の定例会を3月2日から9日まで休会し、審議を一部短縮することが分かった。総額8875億円の2020年度一般会計当初予算案を審議する重要な議会だが、早期収束に向けて公共施設の休館や催しの自粛が広がっており、市議会も対応が必要と判断した。今月28日の議会運営委員会で決定する。
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定例会は今月17日に開会し、当初、3月2日からの代表質疑で20年度予算などの審議に入る予定だったが、10日に延期。25日の閉会日は変更せず、本会議や条例予算特別委員会の日程を一部短縮する。
福岡市では今月20日、九州初の感染を確認。保健福祉局などが現場対応に追われていることも考慮した。
市議会は、福岡沖地震が発生した05年の3月定例会でも日程を短縮した。(泉修平)
西日本新聞社
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