福岡県で10日、新たに39人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日の感染者数としては最多。県内の感染者は計289人となった。
福岡市の感染者は26人。クラスター(感染者集団)が発生していた福岡記念病院(早良区)では、新たに看護師ら職員3人と入院患者5人の陽性が判明。同病院の感染者は計24人となった。同じくクラスターが確認されていた介護老人保健施設「楽陽園」(博多区)では入所者と看護師の計3人の感染が分かった。楽陽園の感染者は計16人。
同じ介護福祉施設グループの有料老人ホーム3施設(東区、新宮町)では、入所者4人の感染を新たに確認。同グループ内での感染者は計16人となった。
また、市は公的医療保険を適用した民間検査機関によるPCR検査で、博多区の20代女性会社員の陽性が確認されたことを明らかにした。
一方、県は豊前市で3月末に感染が判明した40代女性の経営する店が美容室だと明らかにし、今月9日までに客などを含め計5人が感染したとして、県内5例目のクラスターが発生したと判断した。
熊本市は同市東区の20代男性会社役員の感染を確認した。男性は3月22日から仕事で東京に滞在、今月1日に空路で熊本へ戻ったという。
大分県は同県由布市に滞在していた福岡県の60代女性施設職員の感染を発表。女性は5日から由布市の別荘に滞在していた。
長崎県佐世保市は市内の60代女性会社員の感染を確認した。1日に感染が判明した男性の妻。 (新型コロナ取材班)
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