九州北部地方は24日夜、暖かく湿った空気が低気圧へ流れ込んだ影響で大雨となった。福岡県の久留米市や八女市で1時間に120ミリの猛烈な雨が降ったほか、うきは市でも1時間に110ミリが降り、気象庁は福岡県に「記録的短時間大雨情報」を出して警戒を呼びかけた。
気象庁によると、佐賀県鳥栖市や熊本県山鹿市、福岡県朝倉市でも1時間に80ミリを超す大雨が降った。
久留米市の巨瀬川では午後10時20分ごろ、中央橋水位観測所で避難指示を発令する目安となる「氾濫危険水位」に到達した。
福岡県は災害警戒本部を設置した。各地で冠水や停電が起き、JR香椎線や西鉄甘木線などが一時運休した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル