杉山あかり
福岡空港の関係者用トイレで盗撮したとして、福岡県警は6日、福岡県久留米市山川町、村木泰裕容疑者(37)を県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕し、発表した。「女性が用を足すところを見たかった」と容疑を認めているという。日本航空によると、村木容疑者は同社のグループ会社「JALグランドサービス九州」の社員で、乗客の手荷物の積み込みなどの業務の担当という。
空港署によると、逮捕容疑は11月28日午前10時ごろ~29日午前8時40分ごろ、福岡空港の国内線旅客ターミナルビル内で、空港関係者専用の女子トイレの個室に小型カメラを設置し、利用者を盗撮したというもの。カメラはトイレットペーパーホルダーの隙間に両面テープで貼り付けてあったという。関係者専用のトイレは、許可証がないと入れない場所にあるという。
11月29日朝に清掃員が小型カメラに気づき、ビルの管理会社を通じて署に通報。このカメラで録画された動画には村木容疑者がカメラを設置する様子も映っていた。12月6日朝に村木容疑者が署に出頭したという。カメラには数十人の女性が映った動画が残されていたという。
日本航空広報部は「当該社員が逮捕されたのは大変遺憾。事実関係を調べた上で厳正に対処する」とコメントを発表した。(杉山あかり)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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