福島の国宝「白水阿弥陀堂」が浸水、仏像は被害なし 台風13号

 台風13号による大雨のため、福島県いわき市内郷白水町にある県内唯一の国宝建造物「白水阿弥陀堂」では9日、境内一帯が水没し、国宝の阿弥陀堂も約20センチ床上浸水したことが確認された。市によると、「須弥壇(しゅみだん)」の上にある国重要文化財の仏像5体までは浸水せず、今のところ建物に目立った損傷はない。

 赤土隆興・副住職によると、周辺では8日午後7時ごろから雨が強まり、午後8時過ぎから本堂周辺に水がたまり始めた。赤土副住職は「ここまでの被害は初めて。(国重要文化財の)仏像が大丈夫だったのが救いです」と話した。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment