福島の4人死亡事故、10~40代の家族か 死因はCO中毒と焼死

 福島県郡山市の市道交差点で、乗用車と衝突した軽乗用車が横転して炎上し、4人が死亡した事故で、軽乗用車は同市の30代女性の所有であることが県警への取材でわかった。30代の女性と同居する40代の夫、20代の息子、高校生とみられる10代の娘の4人と連絡が取れておらず、県警は死亡した4人はこの家族とみて身元の確認を進めている。

 県警が4日、4人のうち女性とみられる2人を司法解剖した結果、死因は一酸化炭素中毒と焼死だった。遺体の損傷が激しく、DNA鑑定などで身元の特定を急ぐ。残る2人は5日、司法解剖をする予定。

 事故は2日午後8時10分ごろ、郡山市大平町の信号機のない市道交差点で起きた。南進していた乗用車と東進していた軽乗用車が出合い頭に衝突した。軽乗用車側が優先道路だったという。県警は4日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した福島市の会社員、高橋俊容疑者(25)を同致死の疑いで福島地検郡山支部に送検した。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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