福島県民の安全を守るため、昼夜を問わず職務に精励してきた警察官を表彰する「第35回福島県民の警察官表彰」(福島テレビ主催)の選考委員会が23日、福島テレビ(福島市)で開かれ、福島署交通捜査第1係長の佐々木浩二警部補(55)と、郡山北署地域第1係自動車警ら専門官の橋本良孝警部補(52)が受章者に選ばれた。
県警本部や各署から推薦された29人から、実績や専門能力などを総合的に審査して候補者5人を絞り込み、選考委員が2人を選んだ。
佐々木警部補は昭和57年4月巡査拝命、交通部門と刑事部門勤務が長い。現在は、緻密な捜査でひき逃げ犯逮捕や交通事故の原因究明で多大な貢献をしているほか、交通事故事件捜査のプロとして部下の指導・育成に取り組んでいる。
橋本警部補は昭和61年4月巡査拝命、地域部門の自動車警らと刑事部門の機動捜査隊勤務が長く、職務質問で多くの被疑者を検挙してきた。職務質問技能指導員に指定され、若手署員に知識や技能を伝承していることなどが評価された。
表彰式は2月12日午後2時半から、福島市のクーラクーリアンテで行われる。
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