福島県立医大は25日、付属病院の職員が福島市内で数十人規模のパーティーを開き、計10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。内訳は職員5人(うち4人は入院病棟勤務)と教員1人、学生4人で、いずれも福島市の20代男女。接触の可能性のある患者ら約150人にPCR検査を実施しており、感染者は今後増える可能性がある。
医大によると、パーティーは職員が企画して20日に開催。飲食を伴い、マスクを外す場面もあった。参加した数十人のうち8割が大学関係者、残りは他の医療機関の関係者だった。
県は新型コロナの感染防止対策で、5人以上での会食は控えるよう呼びかけている。24日夜に会見した鈴木弘行副学長兼付属病院長は「医療従事者として一段厳しい対応をとるよう言っていた。申し訳ない」と陳謝した。(飯島啓史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル