全国各地の小売店で2日、初売りが始まった。働き方改革の一環で1日は休んで2日から営業する店が増えている。福袋の「いらない物」をフリマアプリですぐに出品できるブースも登場。令和最初の初売りは多くの人出でにぎわった。
渋谷パルコ(東京都)は建て替え工事を経て4年ぶりの初売り。前回は1日からだったが、今年は働き方改革で2日から。初売りを待つ人が建物前の広場を埋め尽くし、開店を20分早めた。娘と2人でオープン1時間前から並んだ東京都内の村田由美子さん(52)は「元日は家に家族が集まり、初詣やお墓参りをしてのんびり過ごせた。エネルギー十分で、今日は買いものを楽しみたい」。
渋谷のファッションビル「SHIBUYA109」には、福袋の「いらない物」をフリマアプリのメルカリへすぐ出品できるブースも登場。福袋を早速開けて、目当てではない商品を撮影する人の姿があった。(神沢和敬)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル