私立大の新設を抑制方針 文科省、学生確保へ客観的データ義務づけへ

 私立大の新設について、文部科学省は2025年度以降に開設する大学や学部の設置審査を厳格化する。3月に審査基準の一部を改正した。18歳人口が減少する中、経営困難な大学が増えないよう、新設を抑制する方針。学生が確保できる見通しを、客観的なデータに基づいて示す書類の提出を義務づける。

 大学や学部を新設する場合、これまでも学生確保の見通しについては書類の提出が求められてきた。今回の改正で、審査基準に提出資料の内容をより細かく示した。客観的なデータを用いて分析・説明するよう求めている。

 新たに求めるのは、どの都道…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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