カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された衆院議員の秋元司容疑者(48)=25日に自民党を離党=が中国企業側から賄賂とされる現金300万円を衆院議員会館の事務所で直接受け取っていたことが関係者への取材でわかった。東京地検特捜部は賄賂の趣旨を調べている。
関係者によると、25日に逮捕された秋元議員は特捜部の調べに対し、「一切身に覚えがない」と容疑を否認。賄賂の授受や中国企業への便宜供与も否定しているという。
秋元議員は2017年9月下旬、中国企業「500ドットコム」がIR事業で有利な取り計らいを受けたいとの趣旨を知りながら、同社側から現金300万円の賄賂を受け取ったなどとする収賄容疑で逮捕された。当時は9月28日に衆院が解散され、10月の総選挙を控えた時期だった。
現金は、贈賄容疑で逮捕された同社顧問の紺野昌彦容疑者(48)らが渡したとされる。紺野容疑者は秋元議員の執務室を訪れた写真をSNSに掲載するなどして秋元議員との親密さをアピール。SNSには多くの国会議員との交流を載せており、議員会館も頻繁に訪れていたとみられる。
秋元議員は17年8月~昨年1…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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