カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された衆院議員の秋元司容疑者(48)=25日に自民党を離党=が、贈賄側とされる中国企業側との面会記録をスケジュール帳に残していたことが関係者への取材で分かった。
面会はIR事業の具体的な手続きを定めた「カジノ実施法案」が閣議決定された2018年4月ごろで、秋元議員は当時、IR担当の内閣府副大臣兼国土交通副大臣だった。東京地検特捜部は面会記録や賄賂の趣旨を調べている。
関係者によると、秋元議員は18年4月、北海道留寿都(るすつ)村でIR事業参入をめざしていた中国企業「500ドットコム」関係者や村議会議長、同社と事業を計画していた札幌市のリゾート会社関係者と、国交副大臣室で相次いで面会。議長との面会には、500社顧問で元沖縄県浦添市議の仲里勝憲容疑者(47)=贈賄容疑で逮捕=が同席し、IR誘致の協力を求めたという。
議長によると、面会は、村で複…
【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル