厚生労働省が2日に発表した2022年の人口動態統計で、秋田県の人口千人あたりの出生数を示す出生率は4・3で、28年連続の全国最下位になった。一方で死亡率は18・6と全国で最も高く、人口減少が止まらない状況だ。
県内で1年間に生まれた子どもの数(出生数)は3992人で、前年に比べて343人減った。出生率は0・3ポイント低くなった。1人の女性が生涯に産む子の数を示す合計特殊出生率は、全国の1・26に対し1・18で、全国40位。婚姻数も前年に比べて171組少ない2447組で、婚姻率は人口千人あたり2・6と、23年連続の全国最下位だった。
一方、死亡数は1236人増…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル