秋篠宮ご夫妻は14日、「第43回全国育樹祭」に出席するため、沖縄県に入った。5月の代替わり後、皇室の同県訪問は初めて。
ご夫妻はまず、糸満市にある国立沖縄戦没者墓苑を訪れ、供花をした。県遺族連合会などの人たちが出迎え、秋篠宮さまは「どなたを亡くされましたか」「今も(戦争体験の)語り部をされているのですか? ぜひ続けて頂きたいと思います」などと話しかけた。
上皇ご夫妻を5回、沖縄で出迎えた同会前会長の照屋苗子さん(83)は「令和になっても、上皇ご夫妻が沖縄に心を寄せた思いを受け継いで頂いている感じがしました」と話した。
その後、お二人は同市の県平和創造の森公園を訪れ、1993年の全国植樹祭で上皇ご夫妻が植えたリュウキュウマツやフクギの手入れをした。15日は育樹祭の式典に出席した後、火災で正殿などが焼失した首里城(那覇市)を視察する。(長谷文)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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