秋篠宮さま、金沢市の病院訪問 被災者や看護師らの話に耳を傾ける

野間あり葉

 秋篠宮さまは14日、恩賜(おんし)財団済生会石川県済生会金沢病院(金沢市)を訪問し、能登半島地震の支援状況などを聞いた。秋篠宮さまは済生会の総裁を務めている。

 秋篠宮さまは約3時間半にわたり、病院内を見て回るなどした。荒木勉院長らによると、秋篠宮さまは被災者や看護師らと約1時間かけて面会し、それぞれの被災状況に耳を傾けた。

 倒壊した家の下敷きになったという車いすの女性は涙を流した。秋篠宮さまはひざをついて女性の手を取り「大変でしたね」と言葉をかけたという。病院の職員には「健康に気をつけて、患者さんのために頑張ってください」とねぎらったという。

 同院では同県輪島市や珠洲市から延べ計78人の入院患者と計約550人の外来患者を受け入れている。14日時点で35人の被災者が入院しているという。(野間あり葉)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment