多田晃子、小松隆次郎
【動画】57歳の誕生日を前に記者会見に臨む秋篠宮さま=宮内庁提供
秋篠宮さまは30日、57歳の誕生日を迎えた。これに先立ち、東京・元赤坂の赤坂東邸で記者会見に臨み、皇室の情報発信という点では、現在の宮内庁を通すような「間接的(な発信)でない方がストレートに伝わる」との見解を示した。発信の媒体については、同庁のホームページが適当かどうかを含め、ホームページの位置づけも「今後、検討していく必要があるのでは」と述べた。
皇室の情報発信をめぐっては、同庁が来年度から、SNSを使った発信やホームページの刷新を検討し、実施するための職員を増やすといった体制を整えることを想定している。
秋篠宮さまは、皇室の情報発信も、正確にタイムリーに発信していくことが必要で、正確な情報がどこにあるかが分かることも大事と言及。各皇族方がSNSアカウントを持って情報発信をする可能性について問われると、「おそらく私はやらないと思うが、そういう可能性ももちろんあり得ることだと思う」と発言した。
事実と異なる報道、確認は「かなりの労力」
昨年の会見で言及した、事実と異なる報道などに反論するうえでの「一定の基準」づくりに関しては、「引き続き検討していく課題」と述べた。実際ある記事をもとに、どの程度事実誤認があるかを自ら確認したところ、「かなりの労力を費やさないといけないことがよく分かった」と発言。基準を作って意見を述べる難しさを感じているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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