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肉厚のワタリガニを使った人気のグルメ。あまりのおいしさにご飯をおかわりしたくなりました。 「カニ」が「泥棒」…。謎の関係を教えてくれるのが、東京・板橋区にある韓国料理店「ケグリ」の店長、呉英守さん(32)。
これぞ、“ご飯泥棒”こと、韓国の伝統料理「カンジャンケジャン」。
韓国料理店オーナー・呉英守さん:「食べるとご飯が止まらなくなることで“ご飯泥棒”。韓国語で“パットド”と言います」
ご飯泥棒は、この時期こそ食べてほしい料理だとか。
韓国料理店オーナー・呉英守さん:「本当においしいカンジャンケジャンは10月末から3月上旬まで。メスとオスでは旬が違う」
北海道で水揚げされた生のワタリガニを仕入れています。今は「オス」がおいしい時期。身が肉厚で甘い味わいだといいます。「カンジャンケジャン」とは、直訳すると「カニのしょう油漬け」。3日間タレに漬け込んで、独自の味を染み込ませます。
韓国料理店オーナー・呉英守さん:「(タレは)しょう油ベースで作っているが企業秘密。この世にひとつのカンジャンが作れた」
秘伝のタレで作る、ここでしか食べられない「カンジャンケジャン」。甲羅にはご飯を入れて、カニ味噌をたっぷりと。最後に盛り付けるのが、トビウオの卵。
韓国料理店オーナー・呉英守さん:「オスとメスの違いが、メスは卵(がある)。オスは卵がないのでトビウオの卵でアレンジ」
いよいよ、ご飯泥棒を頂きます。カニご飯はとびっこがいいアクセントに。一口食べたらもう止まりません。…と、ここで。
韓国料理店オーナー・呉英守さん:「韓国ではシメにゴマ油と韓国のりを掛けて、かき混ぜて食べて頂く」
「ごま油」のコクと、「韓国のり」の塩気で、さらにうまみが増すご飯泥棒。心まで奪われます。さすがご飯泥棒、恐るべし。冬しか食べられない絶品ご飯泥棒。1日限定10食なのでお早めに。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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