秘境を走る、まぼろしの現役「国鉄」 日本一のスイッチバック18段

【動画】立山砂防トロッコディーゼル機関車 運転台付き前面展望=筋野健太撮影

 1987年に分割民営化され、JRの発足とともに消えた日本国有鉄道、通称・国鉄。

 実は今でも国が管理する現役の「国鉄」の路線が残っている。

 3千メートル級の山々が連なる北アルプスの玄関口、富山県立山町。緑が深い渓谷を縫うように続く鉄路を、ディーゼルエンジンの音を響かせて走る機関車が現役の「国鉄」。立山砂防工事専用軌道、通称立山砂防トロッコだ。

記事後半では、前面展望と同時に列車最後部から撮影した「後方展望動画」を全線ノーカットで収録。スイッチバックする路線の全貌をご覧いただけます。

急斜面で「連続18段」小回りの秘密は線路幅

 砂防施設建設に使う資材や人…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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