移住先でラジオ局始めたサーファー 「ネットにない情報」発信目指す

 高知県四万十市に20日、コミュニティー放送局「FMはたらんど」が開局する。運営するのは、サーフィンが縁で移住した大阪の男性だ。「身近な話題を発信するラジオ番組をつくりたい」と話している。

 大阪府東大阪市から四万十市に移住した久野秀明さん(59)。約5千万円かけて市内にスタジオなどの放送設備を準備。パーソナリティー8人と契約し、放送開始に向けて準備に奔走している。

 30年ほど前からサーフィンで高知県黒潮町の入野海岸に通っていた。「四万十市は昭和の雰囲気が残る街で、気持ちが落ち着いた」。移住を真剣に考えたとき、悩んだのが「仕事」だった。

 大阪では電気通信工事の会社を営んでおり、電波設備の技術や知識が生かせるとラジオ局の運営を思いついた。

 ラジオも好きだった。子ども…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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