人の背丈を超えるススキに似たのっぽの穂が、秋空に向かってにょきにょき――。
10月の澄んだ青空の下で、白い穂が日の光を受けて輝いている。
「お化けススキ」の別名で知られる、南米原産のパンパスグラスだ。
福岡市東区の「海の中道海浜公園」には約80株あり、写真映えすると人気だ。ハロウィーンの装飾が街を彩るこの時期は、「魔女のほうき」を目当てに魔女っ子の衣装を着た人たちが訪れている。
東区に住む竹村仁美さんは、魔女っ子姿の生後7カ月の柚希ちゃんを連れてきた。地面に落ちていた穂を柚希ちゃんに握ってもらうと、まるで魔女のほうきのよう。
仁美さんは「来年はまたがって上手に飛べるかな」と笑った。
福岡市南区の杉谷まきさんは…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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