空飛ぶクルマにかける期待 課題も山積、「まだ市民権ない」との声も

 2025年の大阪・関西万博で、主催者側が目玉の一つと位置づける「空飛ぶクルマ」。その発着場の一つが今月、兵庫県尼崎市にできた。整備した県は、万博期間中だけでなく、将来的な普及をみすえた実証実験でも活用を期待する。一方、実用化に向けた課題もまだ多そうだ。(鈴木春香)

 空飛ぶクルマの発着のため、尼崎市沿岸部の埋め立て地にある「フェニックス事業用地」に今月、30メートル四方の芝のポートが開設された。県が約3千万円をかけて整備した。

 空飛ぶクルマは万博の開催期間中、会場の大阪・夢洲と兵庫、大阪の複数のポートとを行き来する予定だ。尼崎ルートは大手商社丸紅が運航。パイロットのみが搭乗するデモフライトを予定している。

描くのは「日常生活に浸透」

 6日の完成行事で斎藤元彦知…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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