突然バスが…強い衝撃、そしてぼうぜん 乗客が語る「死ぬのかなと」

 名古屋市北区名古屋高速小牧線で大型バスが横転して炎上し、計9人が死傷した事故で、乗客の男性が23日、朝日新聞の取材に応じた。黒煙がたちこめ、燃え広がる炎を前に「死ぬのかなと思った」という。事故が起きて脱出するまでの緊迫した状況を語った。

 22日午前10時過ぎ。愛知県営名古屋空港(同県豊山町)に向かう定員61人のバスには、運転手のほか乗客7人がいた。

 取材に応じた男性は、右前方の窓側に座っていた。プライベートの用事を済ませた帰り道だったという。

 午前10時15分ごろ、突然バスが何かにぶつかったような大きな音がし、強い衝撃を体に受けた。直前まで違和感はなく、何が起きたのか、分からなかった。

 バスはそのまま左側を下にし…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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