7日は二十四節気の「立冬」で、暦の上では冬の始まりですが、南はまだ夏の暑さです。沖縄県西表島の上原や、名護市などでは、最高気温が30℃以上の「真夏日」になりました。また、鹿児島県枕崎市や、宮崎市などでは、最高気温が25℃以上の「夏日」になりました。
暦は冬でも 気温は夏
暦の上では、冬の始まりでも、沖縄や九州は、まだ暑い空気に包まれています。 15時までの最高気温は、沖縄県西表島の上原で31.2℃と、11月としては5年ぶりに、2日連続の「真夏日」になりました。そのほか、下地島空港や名護市、宮古島市平良、多良間空港の計5地点で、最高気温が30℃以上の「真夏日」になりました。(南鳥島を除く。) ちなみに、那覇市は29.1℃と、2日連続して、29℃台まで気温が上がりました。 また、九州でも所々で、最高気温が25℃以上の「夏日」になりました。鹿児島県枕崎市は、11月としては3年ぶりの夏日、宮崎市では11月としては4年ぶりの夏日でした。 15時までに夏日になった地点は、沖縄県や鹿児島県、宮崎県で、計49地点にのぼりました。(南鳥島を除く。)
北からは じわじわ寒気が 流れ込む
ただ、この暑さは、続きません。 8日日曜は、日本付近に、「この時期にしては、強い寒気」が、じわじわと流れ込んでくるでしょう。寒気の影響は北日本が中心ですが、沖縄や九州でも、7日土曜ほど気温の上がらない所が多くなりそうです。気温の変化に、ご注意ください。
日本気象協会 本社 日直主任
Source : 国内 – Yahoo!ニュース