岡山・玉野競輪場が22年3月からホテル併設型競輪場として生まれ変わることが15日、スポーツ報知の取材で分かった。競輪くじなどのインターネット販売サイト「チャリ・ロト」がこのほど、「玉野競輪場再編整備事業」の予定業者に決まり、同社が中心となって計画を進める。ホテルは開催時には選手宿舎として利用し、競輪場運営とホテル運営の効率化、相乗効果を図る。特徴としてはホテル各部屋にテラスを設け、観光資源として注目を集める瀬戸内海の景観が楽しめる。開催中はホテルでくつろぎながらレース観戦ができるなど、新たな競輪観戦スタイルを提示していく。客室数は100で収容人員は170人の予定。
オープン後は、競輪場をコンパクト化し、キャッシュレス端末の導入など、競輪新時代にマッチした運営を行いながら、盆踊り大会や花火大会など地元住民にも開かれたイベントを行う。観光スポット、パラ競技や瀬戸内海を生かしたトライアスロン大会、学校の部活動で利用できるスポーツ拠点とすることで、地方創生、地方活性化の役割を担っていく。
報知新聞社
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