聞き手・山崎琢也
新型コロナウイルスの感染者が国内で最初に確認されてから3年。コロナ禍で人流が途絶える中、宿泊施設は生き残りをかけ、あの手この手で魅力を磨いてきた。国の旅行支援策も再開されるなど、明るい兆しも見えつつある。
新しい年に向け、旅の魅力について、旅番組のレギュラー出演者としても活躍する静岡県御殿場市出身のタレント、勝俣州和さん(57)に語ってもらった。
御殿場市出身の勝俣州和さん
20歳で東京に出るまで、ずっと御殿場に住んでいました。おやじが店をやっていて、そのお得意さんがいる土地に行くため、子供の頃の家族旅行も静岡でした。熱海に花火大会を見に行ったり、伊豆・土肥に泊まったり。
今でも静岡には半年に1回くらい旅行に行きます。家族が毎回驚くのは、富士山がでかいってこと。僕もやっぱり海と富士山が好きで、その両方が気軽に楽しめますから。
静岡の良いところは、決して豪華なことをしなくても、気軽に楽しめるところ。高級店じゃなくても、海の近くの町の定食屋に行けば、おいしいお刺し身をいっぱい食べられる。
自然の中でいろんな体験ができるし、この時期だったらちょっと山の方に行けば雪遊びができるようなところだってある。富士山を見ながら海沿いの道をゆったり歩いたりするだけで、十分楽しいですよ。
「かっちゃん、これ持っていきな!」と両手がいっぱいに
富士登山した後に入る温泉な…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル