第三者調査、国交相「予定ない」 野党「お手盛りだ」 OB人事介入

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東郷隆 畑宗太郎

 国土交通省の元事務次官で東京地下鉄(東京メトロ)の会長、本田勝氏(69)が東証プライム上場の「空港施設」(東京都)に対し、国交省OBを社長にするよう求めた問題をめぐり、12日の衆院国土交通委員会で、野党議員らが、国交省の全職員と退職者を対象に第三者を交えた調査を行うよう省側に求めた。斉藤鉄夫国交相は「調査を行う予定はない」というこれまでの姿勢を崩さなかった。

 一連の問題では、本田氏が昨年12月に同社を訪れ、元国交省東京航空局長で当時同社の副社長だった山口勝弘氏(63)=3日付で辞任=の社長就任を求め、実現すれば「国交省としてあらゆる形でサポートする」などと述べていた。国交省はこれまでに、本田氏本人や、関係部署の現役幹部から聞き取りし、「現役職員の関与はなかった」との結果を公表している。

 12日の衆院国交委では、立…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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