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東京都が18日に確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は493人と過去最多となりました。都は19日に、独自の警戒レベルを最も深刻な段階まで、引き上げる方針です。街のみなさんの反応はどうなのでしょうか。
◆テレビ朝日・井澤健太朗アナウンサーの報告です。
皆さん、口をそろえて18日の数字については、「驚いた」と話していました。一様に驚きを持っていました。
なかには「200人や300人という数字には慣れていた」と話す人もいましたが、それでも18日の数字については「びっくりした」と話していました。こうしたなか、会社の対応に変化があったそうです。今もテレワークが推奨されていますが、夏前と同じようにテレワークを強化する予定だというところもあるといいます。加えて、街ではクリスマスムードが広がり、年末年始も近づいているなか、年末年始のあいさつ回りをなくす会社もあるそうです。また、忘年会に関しては、皆さん、口をそろえて、会社から控えるように言われているといいます。飲食店の多い街全体に大きな影響がありそうです。 東京都は19日にどのような対策やメッセージを出すのでしょうか。
◆テレビ朝日・都庁担当の鈴木彩加記者の報告です。
小池知事が19日、どういったキーワードで都民に警戒を呼び掛けるのか。まさに今、都庁内で検討が進められています。大きな焦点となるのは、警戒レベルの引き上げに伴って、もう一度、飲食店に営業時間短縮の要請をするかどうかです。ある幹部は「重症者や死亡者がある程度抑えられているなかで、経済を回していくこととのバランスを考えると、慎重に判断するべきだ」と話しています。夏の第2波では、夜の街などでクラスターが相次ぎ、時短要請に踏み切りましたが、今は感染経路で最も多いのは家庭内です。中でも30代~50代の男性から家族に感染させるケースが目立ちます。東京都は、これから忘年会シーズンを迎えるにあたって、外から家庭内に、特に同居する高齢者への感染を食い止められるかが課題とみています。
そのためには、飲食店などへの要請をする前に、まずは、一人一人の行動について、強く注意を呼び掛けたい考えです。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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