神戸市中央区の生田神社は14日から、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、スマートフォンを使って番号札を引くおみくじを始めた。通常は番号札が入った筒を振ってもらうが、このやり方なら不特定多数の人が触れる筒を手にすることもなく、順番待ちの時間も減らせるという。
操作は簡単。拝殿と授与所の隣の4カ所に設置されたパネルのQRコードをスマホで読み込み、専用サイトに接続する。「おみくじを引く」をクリックすると画面に番号が現れ、授与所で300円を納めると、おみくじを受け取れる。
パネルは順次増やし、例年100万人近くが訪れるという三が日には境内の20~30カ所に設置する予定。スマホがない人や操作が不慣れな人には、大きな箱に入れたおみくじを引いてもらう。
東京から参拝してスマホでおみくじを引いた風間菜緒さん(26)は「初めて見たので、やってみた。楽でいいなと思いました」と話していた。(西田有里)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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