節分のときに撒く、アレ。毎年残りませんか?
昨日、2月3日は節分でした。豆まきをしたり、年の数だけ食べたりする人も多かったはず。でも、食べきれないこと……ありませんか? そんな身近な「フードロス」を避けるため、消費者庁がユニークな呼びかけをしています。【BuzzFeed Japan/久松 怜央奈】
実は、大豆を使った「使い切りレシピ」を公開しているんです。
写真は「大豆とだしがらスナック」という使い切りレシピ。節分で残った大豆とだしを取った後の昆布やかつおぶしをあえて焼くだけ。簡単につくることができます。
かつお節のだしがらは、水分はよく絞ることがポイントなのだそう。そうすることで、サクサクに仕上がるんだとか。
さらに、押さえながら焼けば良い焼き色と食感が生まれるということです。
消費者庁はこのレシピを作った経緯をこのように記載しています。
「節分で残った大豆やピーナッツと残りがちなだしがらを、手軽に食べる事の出来るスナック風に出来ないかと考えました」
消費者庁が取り組んでいる「食品ロスアレンジ」は多岐に渡り、レシピ数は600以上にものぼります。
ミネストローネスープや冷麺、りんごのステーキなど……。
フードロスを減らすことを目的とした「使い切りレシピ」の提案や野菜の選び方などを伝えています。
こうした取り組みの背景にあるのは、日本の食品ロス問題。
消費者庁の資料(2016年度)によると、日本では年間2759万トンの食品廃棄物等が出ています。
このうち、まだ食べられるのに廃棄される、いわゆる「食品ロス」は643万トン。家庭で出た食品ロスの発生量合計は291万トンでした。
この「643万トン」という数字は、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(2017年度で年間約380万トン)の1.7倍に相当するということです。
食品ロスを減らすため、ひとりひとりができることから始めてみませんか。詳しくは消費者庁のクックパッドから。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース