【ワシントン共同】米原子力規制委員会(NRC)は6日、1970年代に運転を開始した東部ペンシルベニア州のピーチボトム原発2、3号機について、最長80年の運転を認可したと発表した。米国では2例目。
米国の原発の運転期間は日本と同じ40年だが、認可を受ければ20年ずつ複数回延長できる。現在ではほとんどの原発で60年の運転が認められている。
電力会社「エクセロン」が2018年に延長を申請。NRCが経年劣化対策や安全性、環境への影響を審査していた。
原発を持つ米国の電力会社は運転延長で収益向上を目指す動きがある。
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