菅義偉(すが・よしひで)官房長官は30日のフジテレビ番組で、日米安全保障条約を「不公平な合意だ」とするトランプ米大統領の発言について、米側に真意を問う考えは「全くない」と述べた。同時に「一連の発言は第三者に対してのもので、政府の立場で反応すべきでない」とも語った。
トランプ氏が日米安保条約見直しの必要性を安倍晋三首相に伝えたと発言したことについては「今回の日米首脳会談で安保条約の見直しや片務的だといったやりとりも含め日米安保に関することは全くなかった」と説明。「日米首脳の電話会談に必ず同席しているが、その中でもなかった」とも話した。
また、菅氏は「(トランプ氏の発言は)今に始まったことではない。さまざまな発言について、政府内でしっかり対応できるようにしている」と述べた。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment