米海軍の最新鋭ステルス艦「ズムウォルト」 初めて日本に寄港

成沢解語

 米海軍の最新鋭ステルス駆逐艦「ズムウォルト」が、神奈川県の米海軍横須賀基地に停泊している。入港は26日で、日本への寄港は初めてだ。

 ズムウォルトは強力な対地攻撃能力を備え、水中探知能力も高いとされる。米海軍は当初30隻以上を建造する予定だったが、軍事費削減で3隻とされた経緯がある。就役後は米サンディエゴを母港に、アジア太平洋地域に展開するとみられていた。グアムに今月寄港した後19日に出港しており、日本寄港は最も遠方への航行となる。

 横須賀には最新鋭の沿海域戦闘艦「オークランド」も入港した一方、横須賀を拠点とする原子力空母は23日に韓国海軍の釜山基地に入港。30日には日米韓共同訓練を実施した。中ロ艦艇が共同航行したり、北朝鮮ミサイル発射を繰り返したりする中、牽制(けんせい)の応酬が続いている。(成沢解語)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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