米軍の輸送機オスプレイ1機が19日午後、徳之島空港(鹿児島県天城町)に事前の使用届なく着陸した。県によると、米軍オスプレイの同空港への飛来は2021年4月以来。けが人や民間機への影響は出ていない。
県港湾空港課によると、機体は午後2時25分ごろ着陸。2分前に同空港管理事務所に通知があった。午後6時現在、駐機したまま。九州防衛局によると、米海兵隊の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のMV22で、危険の未然防止のための「予防着陸」という。
米軍と自衛隊は31日にかけて、九州・沖縄などで離島防衛を想定した日米合同の大規模訓練を実施中で、オスプレイも使用している。陸上自衛隊によると今回の予防着陸との関連は不明で、九州防衛局は「原因など詳細は調査中」としている。
県内では9月にオスプレイが奄美空港へ相次いで予防着陸するなどし、同じ時期に沖縄県や大分県の空港にも飛来した。(加治隼人)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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