30日午後6時12分ごろ、青森市の青森空港に米軍三沢基地所属のF16戦闘機が緊急着陸した。基地によると、飛行中に緊急事態に陥り、青森県の岩木山近くに2個の燃料タンクを投棄したという。防衛省によると、うち1個は同県深浦町役場近くの道路に落ちたことを確認した。けが人の情報はないという。
基地は、燃料タンクを投棄したのは人が住んでいない地域としている。同省に対し、米軍側は燃料タンクを同県深浦町と岩木山の周辺に投棄したと説明したという。同省や青森県によると、着陸に至った原因は不明。緊急着陸の影響で滑走路は閉鎖されており、少なくとも民間7機が発着できなくなった。同空港の滑走路は通常、午前7時半から午後10時まで利用できるが、民間機の運航再開の見通しは立っていないという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル