11日加須保健所管内の精神科病院に入院していた男性患者が、退院に向け、保健所の職員ら6人と帰宅した際、一時、行方不明になっていたことがわかりました。
県の疾病対策課によりますと、11日午前10時ごろ、精神科病院に入院していた50代の男性患者が、加須保健所の職員ら6人と、退院に向けた生活環境を確認するため、一時的に帰宅しました。しかし8分後に、同行した職員が男性がいないことに気づき、すぐに周辺を探しましたが見つからず、警察に連絡したということです。
男性はおよそ4時間後に、加須保健所管内のコンビニエンスストアの前を歩いているところを、警察に保護されました。一時帰宅に立ち会った保健所の職員らは、「自宅の窓ガラスやドアがすべて損壊していた。目を離した隙に、男性は、玄関以外から外に出てしまった」と話しているということです。
県は、病状が安定し退院が間近な患者でも、外出については事故発生を防ぐため、万全を図るよう全保健所に徹底し、再発防止策を指導するとしています。
テレ玉
Source : 国内 – Yahoo!ニュース