厚生労働省は、2018年度の過労死などの労災補償状況を公表した。精神障害に関する労災の請求件数は「医療・福祉」が最も多かった。【新井哉】
厚労省によると、精神障害に関する労災の請求件数は前年度比88件増の1820件。このうち自殺の件数(未遂を含む)は同21件減の200件。請求件数は「医療・福祉」が320件で最も多く、以下は「製造業」(302件)、「卸売業・小売業」(256件)などの順だった。
支給決定件数は同41件減の465件で、このうち自殺の件数(未遂を含む)は同22件減の76件だった。
厚労省は、裁量労働制対象者の労災補償状況も明らかにした。精神障害での支給決定件数は5件で、全て専門業務型裁量労働制対象者への支給決定だった。
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