紀州藩主役に小学2年生「笑顔でがんばります」和歌祭四百年式年大祭

下地毅

 和歌山市で15日にある和歌祭四百年式年大祭で紀州藩主の役を、市立宮小2年の森長遥海(はるみ)さん(7)が演じることになった。市の公募に応じた38人から抽選で選ばれて、6日に和歌山城ホールで就任式があった。

 尾花正啓市長が「すごくかわいい藩主さん。大名行列も引きたつと思います」と語りかけて就任証書をわたし、森長さんは「笑顔でがんばります」と応じた。

 和歌祭は紀州東照宮の祭礼として1622(元和8)年にはじまった。400年のことしは、108段の階段を駆けおりる午前8時の神輿(みこし)おろしで幕をあける。芸能集団の渡御行列は、正午に和歌山市本町2丁目のフォルテワジマ前で始め式、午後2時半に和歌山城西の丸広場で納め式がある。森長さんが大名駕籠(かご)にのる大名行列は渡御行列の前をあるく。先頭の第8代将軍徳川吉宗の役は俳優の松平健さんがつとめる。(下地毅)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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