紅白歌合戦「けん玉」その難しさは 失敗して聴き続けたあの人の歌

 大みそかの紅白歌合戦で恒例となった「けん玉チャレンジ」。歌手の三山ひろしさんが1曲を歌う間、ステージでは100人を超えるけん玉プレーヤーが、1人ずつけん玉の「大皿」に玉を乗せていく。

 ただ、失敗に終わる年もある。2019年に、86人目のプレーヤーとして出場し、失敗した男性が取材に応じて当時を振り返り、難しさを語った。

 けん玉チャレンジは、17年から続くおなじみの企画だ。

 けん玉の普及をめざす「グローバルけん玉ネットワーク」(GLOKEN=グロケン)の窪田保さん(41)=長野県松本市=が16年に三山さんのバックダンサーとしてけん玉を披露したことをきっかけに、翌年から始まった。

 ギネスの世界記録を塗り替えようと、全国からよりすぐりのプレーヤーが集まる。

いったん皿に乗った玉がコロコロと…

 東京都内のIT関連会社に勤める黒瀬公太さん(26)も、その一人だった。

 大学3年生のころ、「ちょっ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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