養殖コイの餌に納豆菌を混ぜると、夏バテ防止に効果がある。茨城県水産試験場と納豆製造大手のタカノフーズ(同県小美玉市)がこんな研究結果を発表した。霞ケ浦がある茨城は、養殖コイの収穫量全国一だが、夏の水温上昇によるコイの成長不良が課題となっている。名産の納豆とのコラボで、生産効率の向上につなげたい考えだ。
研究は、霞ケ浦湖岸にある内水面支場(茨城県行方市)で行われた。
最初の7日間は、全長約15センチで体重約60グラムのコイの2歳魚50匹を最適水温の23度で育てた。
半数の25匹に乾燥凍結した…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル