紗栄子「意見が違うことが当たり前」バッシング受けても支援活動を続ける信念と覚悟(AbemaTIMES)

 タレントの紗栄子が、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療現場への支援を公表している。芸能人の支援活動は、時に「売名行為」とバッシングを受けることもあるが、それでも支援を続ける理由は何なのか。

【動画】紗栄子、支援活動への思いと覚悟

 5月19日、自身のInstagramでチャリティ活動への協力について感謝を伝えた紗栄子。医師や看護師のために、代表理事を務める一般社団法人「Think The DAY」を通して、医療用防護マスク2万枚を寄贈した。さらに、自身がプロデュースしたチャリティTシャツと布マスクを販売し、誰でもグッズを購入するだけで、医療従事者への物資提供を支援できる取り組みも始めている。紗栄子は、なぜ医療現場への支援を決めたのか。

 紗栄子 「医療の最前線には、未だにマスクだったり防護服だったり必要最低限の物資もまだまだ足りていないという現実を知って。支援金っていう形ではなく、現物に変えて必要物資に変えて現場の方たちにお届けできないかって考え始めたのがこの形で支援をしようと思ったきっかけです」

 マスクの寄贈だけでなく、チャリティTシャツ、布マスクの販売も行ったのは、自身の経験から。「物販とドネーション(寄付)の組み合わせがとてもいいってことは、私自身、ユーザーとして感じていたことだった」とし、寄付や支援に対するハードルが高い日本において、より身近に感じてもらえる有効な手段だと考えた。

 東日本大震災、熊本地震、台風15号と、紗栄子はおよそ10年にわたって支援活動を続けている。きっかけは、地元・宮崎県を襲った口蹄疫。多くの畜産農家が家畜の殺処分を余儀なくされた。「自分の愛してる場所とか人が傷ついている姿を見た時に、何かやっぱりできることはないかと思った」と、ブログで寄付を呼びかけ、自身も300万円を寄付した。その後も、被災地のために募金を呼び掛けたり、現地での炊き出しをしたりと、度々支援を行った。去年、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号の被災地では、「今必要なものは何か」を聞き取った上で、自ら届ける活動もした。

 芸能人である自分にできる支援活動とは何か。この時の経験をもとに紗栄子は「Think The DAY」という支援団体を立ち上げ、活動を続けている。

 紗栄子 「台風が来た時に、現場入りして、個人で出来る範囲で何回か届けたんですけど全然賄い切れなくって、その時にSNSでインスタグラムとアメブロを使って、今ここにこういうものが必要とされているのでまとめて送ってもらえたり、届けてもらえたらっていう声かけをさせて頂いた」


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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