国際オリンピック委員会が示した東京五輪のマラソンと競歩を札幌市に移す案について、経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)は21日、「暑さの中で走るよりも、札幌の方がいいかもしれない」と語った。
同日の定例会見で記者団から札幌案に対する感想を問われ、「経団連として話し合ったことはない」としながらも「『なるほどね。そういう手があるのか』というところだ」と話し、好意的に受け止めていることを明らかにした。
また、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、日本代表は登録選手の半数近くが外国出身だったことについて、「ごく当たり前のことで抵抗感はまったくない」と国際色豊かな構成を支持し、「いろんなことを変えていこう、強くしていこうとすると、自分(日本人)たちだけではダメだ」と強調。グローバル規模で競争する企業はラグビーの日本代表を参考にすべきだとの考えを示した。(加藤裕則)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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