1日から再開した大阪市立小学校で、賞味期限切れのジャムが給食に出されるケースが相次いでいる。いずれも健康被害は出ていないが、なぜミスが続くのか。
給食初日の1日、ある小学校で、りんごジャムの賞味期限が先月27日になっていた。児童の申し出で学校が気づいた時にはすでに140人が食べ終えていた。学校は保護者に謝罪し、市教育委員会は学校に食材管理の徹底を指導した。
8日にも2小学校で賞味期限を過ぎたジャムが給食で出された。1校は4日過ぎたものを56人が食べ、もう1校では約3週間過ぎたものを9人が食べた。
市教委は、給食調理場がある302小中学校に賞味期限切れの食品の廃棄の徹底を求め、11日までに全校から「廃棄済み」の回答を得た。
しかしこの日、小学校で賞味期限が約3週間過ぎたいちごジャムを10人の児童が食べる事態が発生した。この学校も「廃棄済み」と回答していた。
市教委によると、パンや野菜、肉などは調理当日に学校に配送されるが、個別包装のジャムや缶詰など常温で長期保存ができる食品は、調理予定の前月などに納品されることが多い。
今回誤って提供されたジャムは、新型コロナウイルスで小中学校が休校になる前の2月や休校中の4月に納品されていたという。
市教委のマニュアルでは、納品…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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