【動画】鳥羽水族館の58羽に増えたペンギンの見分け方にもコツがある=撮影臼井昭仁
三重県鳥羽市の鳥羽水族館には、「フンボルトペンギンのお散歩」という人気のイベントがある。昨年3月末で廃止された志摩マリンランド(志摩市)から引き取った4羽も加わり、計58羽が毎日、交互に登場している。さてこんなに増えた、姿格好が同じペンギンを飼育員はどうやって見分けているのか?
正午、飼育員たちに囲まれて、十数羽のフンボルトペンギンが登場した。イベント「お散歩」では、ステージを周回したり、小さなハードルを飛び越したりする。
「この子はチャオ、この子はトンボ……」。その際、飼育員たちは集まった来場客に紹介もする。
昨年、鳥羽水族館ではペンギンは3羽が誕生し、1羽が死んだ。一方、マリンランドには7千点超の生き物がいたが、閉鎖に伴い、16都府県の動物園や大学などへ譲渡され、うち鳥羽水族館は4羽のペンギンなど67種1576点を引き取っている。その結果、一昨年末の52羽から計58羽にまで増えた。
マリンランドからの4羽は11歳と26歳の2羽、そして28歳と高齢だったが新しい環境になじみ、他のペンギンと仲良く暮らしている。「アクア」「ラドン」「海」「マリン」と名前も付けられた。
イベント「お散歩」でも紹介…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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