日本維新の会の松井一郎代表は5日、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、贈賄側とされる中国企業側が党所属の国会議員1人に現金を配ったと供述したことについて、疑惑が事実なら議員辞職すべきだとの認識を示した。「金をもらっていたらアウトだ。けじめをつけなければいけない」と述べた。
大阪市内で記者団に語った。松井氏は、党所属議員が6日に記者会見を開いて説明する予定とした上で、「何の権限もなく、贈収賄には当たらないだろうが、裏金のようなものをもらっていれば法律違反だ」と指摘。「立法府の人が法律違反をしたらだめだ」と強調した。
中国企業側は東京地検特捜部の調べに対し、自民党4人、維新1人の計5人の国会議員に「それぞれに100万円前後の現金を配った」と供述していることが明らかになっている。(笹川翔平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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