緊急事態前日「最後のチャンス」 列つくった駆け込み客

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、25日に4都府県に出される3回目の「緊急事態宣言」。休業要請前の「最後の日」となる24日、各地で商業施設やレジャー施設に多くの人が駆け込んだ。

 東京・渋谷の109。東京都北区の中学3年の女子生徒(14)は母親(45)と来店した。12日からまん延防止等重点措置が適用され、渋谷への買い物を我慢してきたが、今回の宣言で109も臨時休業に。「『今日しかない』と思い切って来ました」。試着に30分待ちの店もあったことに驚いた。母親は「みな駆け込みで来たのかな」。

 ボウリング場も休業要請対象となる中、渋谷区の「笹塚ボウル」は24日午後から「1時間待ち」に。最近の週末に比べて、多いという。常連の男性(67)は「仲間としばらく会えなくなるのはさみしい」。本来は25日も訪れる予定だったという。(柴田秀並、華野優気)

「ずっと家にいるの、しんどい」

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ・大阪市此花区)は24日、臨時休業の開始を翌日に控え、家族連れらでにぎわった。

 昼時になると、周辺の飲食店…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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